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昨日の九寨溝の感動の余韻に浸りながら私たちは迷っていました・・・。
理由は、もう一つの世界遺産”黄龍”(コウロン)へ行くか、どうか。
旅の先輩曰く、
「九寨溝が凄過ぎて、黄龍は・・・。綺麗といえば綺麗だけど・・・値段が・・。」
と意味深な発言。
それもそのはず、黄龍もまた入場料200元オーバーの激高観光地なのです。
バス代も含めると二人で500元(1万円)は軽く超えます(´Д` )
九寨溝で満足し、節約するべきではないのか。葛藤しました。
お互い「どうする?」20回ぐらい言いました。
結果、、、バスチケット買ってました!笑
だって見てみたいんだもん!
バスは往復ではなく、片道のみ販売。
帰りの料金は直接運転手さんか、ガイドに渡して戻って来るという中途半端なシステム。
という訳で、本日のバスは7:30発です。
宿からてくてく30分ほど歩いて、バスターミナルへ。
この九寨溝は標高2000〜3000mですが、黄龍は4000m近くあります。
バスは3時間ほどかけてゆっくりと、でも確実に登っていきます!
道中はラベンダー畑ありの
ここは標高4000mです。外に出ると少し寒い。
そして吐く息が白い。
バスの車内、全くわからない中国語を台湾の方が私たちのために英語で説明してくれました。
台湾人「ガイドが1人チケット200元とロープウェイ80元を買ってきてくれるそうだけど、どうする?値段は売り場と同じ値段だよ」
私たち「ロープウェイ??80元?あのーチケットの200元の情報しか仕入れてないんですけど。ロープウェイなしで!!」
ガイド「ロープウェイなし?苦笑」
私たち「えっダメなの?」
台湾人「僕も黄龍のこと詳しくないからなんとも言えないけど、ガイドはロープウェイなしだと、帰りのバスの時間(15:30)には戻ってこれないよって」
私たち「ゴクリ..。1人80元プラスは痛い(´Д` )僕たち頑張る!!」
ガイド・台湾人 ”苦笑い”
そんなわけで、帰りのバス時刻に間に合わないかもしれないため帰りのチケットは購入せず・・・。観光地だし、帰りのバスなんていっぱいあるよね。きっと。
11:00 黄龍着。観光地で大きい九寨溝の街と違って大きなホテル1つと建物が数個あるだけ。
とりあえず、帰りの手段を手配せねば。バスチケット販売を探すがそんなものはなく。
やはり直接バスの運転手と交渉するみたい。大丈夫か?ゴクリ(°_°)
客引きのタクシーのお兄さんに最終バスを聞くと16:00と。30分しか違わない。しかも
もうすでにバスチケット探しで30分ロスしている。間に合うのか….ゴクリ(°_°)。
[とりあえず、マップみてダメならロープウェイを使おう。]
マップを見る。頂上までかなりありそう。。。
黄龍のチケットセンターへ行き、店員さんに恐る恐る聞いてみた
私たち「頂上までどのくらいですか?」
店員さん「片道4km往復8kmです」
とっっっ遠い( ;´Д`)。半端なく遠い。しかも山道。
急ぐと高山病のリスクもある。
店員さん「ロープウェイはどうしますか?」
(ひぃ!!聞かれたくない質問。)
・・・・お互い見つめ頷く。そう、答えは決まっている!!
ここは4000mの高地。無理すべきではない。
しかも、帰りのバスに間に合わなかったらかなりやばい自体に陥りそうな予感がしている。。。
さぁ勇気を出して言うんだ![ロープウェイもくださいと]
私たち「いりません!!!」
ドーーーーーーン
「お前たち本当にいいんだな?」店員さんの心のこえが聞こえてくるようでした。
(黄龍の観光の仕方ですが、ロープウェイで約4キロ先の頂上まで行き、そこから下る形で風景を楽しむのが一般的みたいです。もちろん時間にゆとりと体力がある人たちは私たちのように往復する方もたくさんいらっしゃるようです。)
さぁそうと決まれば頂上目指して目指すのみです。
まずは上山道なる道で頂上を目指します。
11:30出発時間を見ながら森の中を歩きます。
あれ、太陽の周りに虹が!!
なにこれ?(環水平アークという珍しい現象らしいです。)
リスがお出迎えしてくれました。
4000mの高地。
やはり山道を登るとすぐに息が上がります。
早すぎると高山病のリスクが!
でもゆっくりしていると間に合わないとうジレンマを抱えながら山登りです。
話すと息が切れるので、無言で歩きました。
地獄のように階段が続きます。
13:00 ようやく頂上近くのお寺に到着!この顔!!笑
山の緑がとっても綺麗で、またまた運良く晴れで最高のトレッキング日和!
これが黄龍
こんなところあったんだ・・・。綺麗!
絵の具で色をつけたみたいです。
おとぎ話の世界に迷い込んだみたいです。
ハイペースで登ったおかげで、ゆっくり見ながら降りることができました。
ビビっていたわりに15:00には入り口に戻ってこれました。
体力あるなーーと我らながら感心!!
バスのガイドさんも私たちを覚えてくれていて、
「よく戻ってこれたね!さぁさぁバスの中にどうぞ」
と多分そんな感じのことを中国語で言いました。
黄龍への道は高い山々に囲まれているので、車窓からは綺麗な景色を眺めることができました。
というか、この景色のクオリティがすごい。
黄龍と九寨溝
結果、どちらも十分に楽しかったです。
九寨溝は、本当に美しい絶景。美しさに感動する場所。
黄龍は、美しさもあるんだけれど、なんだこれ?どうしてこんな風になるの?っていう好奇心・冒険心が騒ぎ出す場所でした。
読んでいただき有難うございます。
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