2015年11月30日

2015年11月30日

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11月21日②

 

Nonta

 

私たちがイランに来た理由。

 

 

それはさかのぼること6年前。僕が学生だった時。

たまたま訪れた新潟の家具屋さんにそれはいました。

 

 

 

 

店員さんに紹介されたそれ

たいそう美しく、綺麗でした。手作りでとても時間がかかるそれは角度によって濃淡や表情を変えました。そしてそれの持つモフモフ具合が素晴らしかったのをいまでも覚えています。そして、同時にベラボーに高価だったことも覚えています。

 

 

 

 

それはその時出会うまで見たことも聞いたこともありませんでした。

 

 

 

 

僕はとても感動しました。

 

 

 

 

その時、いつかは僕の宝物として手に入れようと決めました。

 

 

 

 

軽井沢に旅行したときにそれをまた偶然見つけました。えいみにも見せたくて、お店に入りました。えいみもそれをたいそう気に入り、購入しそうになりましたが、高価なのでやめました。

 

 

 

 

 

 

 

そして今ルートがぐちゃぐちゃになりながらもイランに来た理由がそこにあるのです。

 

 

 

 

なぜなら僕たちはそれを見て以来、その魅力に取りつかれ、この目で実際にカシュガイ族(ソレを手織りしている民族)に会い、それの作成過程を見てみたいとずっとずっと憧れていたからです。

 

 

 

 

 

僕たちの世界一周旅行で必ず達成したいことの一つとなりました。

調べに、調べましたが、そもそもそんな旅をしている人はおらず、情報が少なく暗礁に乗り上げました。

 

 

 

 

 

取引のある会社にも直接メールを送りました。

(商品の問い合わせではないのにもかかわらず、本当に丁寧に答えていただきました。)

「シーラーズ地方、ザクロス山脈に暮らす遊牧民カシュガイの方々の所へは、約束を取付けてから担当の方の案内で訪問しているので、個人で行くのは難しいです。それの作成過程を見ることはそれの買い付け取引のある者でなければ難しいです。」

 

 

 

 

 

 

撃沈。

 

 

 

 

前置きが長くなりました。

 

 

 

 

 

ということで、全くアテもないのにイランのシーラーズに来てみました。

我ながらすごい行動力とお金・労力・時間の無駄。

 

 

 

 

 

とりあえず、シーラーズの観光名所のモスクを探していると、、、

あれ、噂のそれを取り扱う最大イランメーカーゾランバリ社の支店があった!!!

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ええい、アテもないし、直談判せねば!!!

 

 

 

 

とりあえず、店の中に。。

と言っても狭い室内にしょぼい品揃え。

 

 

 

それ=ギャッベ

イランの遊牧民カシュガイ族が羊毛を使って、全て手作業、手織りで織り上げるカーペットのことです。

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がおいてありました。

 

 

 

 

 

イラン人の店員「どのギャッベが欲しいんだ?」

 

 

 

 

セールストーク来たーー!!そうなんだけど、そうじゃない。

待ってくれ、ちゃんと過程があるんだ。

 

 

 

 

1→カシュガイ族にあって手織りの風景をみる。

2→手織りのギャッベが製品になる作成過程を見る。

3→たくさんのギャッベに囲まれてみる。その時の衝動で買うかは決める!

 

 

 

 

我ながらなんて虫のいい話。しかも、これを異国の相手に伝えなければなりません。ただの商売の邪魔だし、たぶん100%無理————。

 

 

 

 

だがしかし、で当たって砕けろ、伝えてみよう!!

 

 

 

 

 

「僕たちはギャッベを愛してます。日本からカシュガイ族に会いに来ました。そしてゾランバリ社を知っています。大好きです。」

 

 

 

 

 

イラン人の店員

「?」英語ほぼできない様子。。

「彼がゾランバリだ」

と隣の恰幅のいい偉そうなおっさんをさします。

 

 

 

 

 

隣で偉そうな人

「私がゾランバリだ。」ドーーーン

 

 

 

 

 

 

えーーーー!!!!???

 

 

 

 

あなたがゾランバリ社の社長さんのゾランバリさんですか?嘘でしょ?

 

 

 

 

事実は小説より奇なり!!!!

 

 

 

 

社長さん

「そうだ私が社長のゾランバリだ。よく来てくれた。神戸に友人がいる。東京にもだ。」

 

 

 

 

 

奇跡キターーーー!!!!

 

 

 

 

 

このタイミングで社長と会えるなんてもう、これは運命でしょ。

思いを伝え、彼がyesと言えば一気にあこがれが現実のものに・・・。

 

 

 

 

 

僕「僕たちはギャッベを見に日本からイランに来ました。可能ならカシュガイ族に会って手織りの光景を見たいです。そして、商品化される過程を見て見たいです。( ´ ▽ ` )ノ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長さん

「no」

 

 

 

 

 

 

ヘェブゥシッッッ!!!!

 

 

 

 

 

 

非情だ。この世は非情すぎる。結局イランに来たのは全て無駄足か。

 

 

 

 

 

 

 

その後も何度か伝えて見たものの、僕の英語力のなさ(もしかしたら社長さんもあまり英語が得意ではない?)も災いして社長さんのご機嫌が斜め右方向へ。

 

 

 

 

 

社長さん「だからどのサイズが欲しいんだ?」(怒)

 

 

 

 

 

 

おわた。嫌われたよ。もうなすすべがない。握りかけた希望がすぅーっと消えていくのを感じたよ。

 

 

 

 

それから狭い室内に嫌—な空気が流れ、息がつまりそうに。

 

 

 

 

 

もうこれ以上頼むのはよそう。まぁ、僕たちの戯言によく付き合っていただいた。本当に迷惑をかけてすみませんでした。

 

 

 

 

 

 

嫌嫌な雰囲気を感じつつ、

店員さんが一応ギャッベの倉庫を見せてくれるというので本場の雰囲気を感じ取って帰ろうと思い案内していただくことに。

 

 

 

 

 

 

狭く暗い倉庫には十数枚だけのギャッベ。

 

 

 

 

 

 

・・・ありがとう・・・・。イランまで来たけど・・・イラン!!!

 

 

 

 

炸裂したよ。僕の渾身のオヤジギャク。

 

 

 

 

 

 

帰ろうとしたら

 

 

「Hallo How are you.」英語ペロペロのノリのいいおっちゃんが登場!

 

 

 

 

事態は急展開します。

 

 

 

 

 

 

もう一度僕たちの希望を伝えました。

 

 

 

 

 

 

おっちゃん「いいよ。明後日彼らの元に行くんだ!!一緒に行こう。」

 

 

 

 

 

 

嘘だろ?事態が180°過ぎるわ!!!

 

 

 

 

 

 

私たち「いいんですか?」

 

 

 

 

 

おっちゃん「もちろん。君たちのホテルを教えてくれたら明後日迎えに行くから一緒に行こう。工場も見せてあげるよ」

 

 

 

 

 

 

わーい♪( ´▽`)

ということで明後日行ってきます。

 

 

 

 

 

 

あこがれの遊牧民カシュガイ族に会いに!!

 
 
読んでいただき有難うございます。  
 
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