2015年12月07日

2015年12月7日

11月28日

 

canta

 

本日、イランのタブリーズからアルメニアのエレバン行きのバスに乗ろうと思っていた私たち。

 

 

しかし、バスターミナルに行って聞くとタブリーズからアルメニア行きのバスは出てないとのこと。。。

 

 

 
はて。ではどうしたら、、、

 

 

 

 

 

 

どうやら、タクシーで国境手前の街まで行って、そこからだとエレバン行きのバスが出てるんだとか。

 

 

 

 

はあ。ではタクシーに乗るしかないか、、

 

 

 

 

 

 

国境手前の街まではここから約200キロ。

ところでタクシー代はいくらなんだろう?

 

 

 

 

 

おじさん「ふたりで約3000円だ。」

 

安っっ

いや、高いのか?日本で考えたらうん万超えるけど・・・

 

 

 

まぁまぁまぁ200キロも離れていて

この値段でタクシー乗れるならいいね。

 

 

 

 

 

タクシーに乗り込むとイラン人の親子も相席。

目的地は同じではないけど、私たちと近いとこらしい。

 

 

 

 

では、出発進行\(^o^)/

 

 

 

 

 

途中、タクシーのおじさんが席を離れた時に

隣に座っていたママが「ねぇねぇねぇ、お金いくら払うの?」と聞いてきました。

 

 

 

 

 

英語がそこまで通じないため

お札を見せながら

私「ふたりで3000円です!」と。

 

 

 

 

ママ「えーΣ( ̄。 ̄ノ)ノそれ高いね。」

 

 

 

 

私「え?あなたはいくら払うの?」

 

 

 

 

ママ「私は、、、約500円だよ!」

とお札を取り出します。

 

 

 

 

 

私たち「えええええーΣ( ̄。 ̄ノ)ノ」

そ、そ、そ、そんなばかなΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

 

 

 

 

かなり差があるお値段。

 

 

 

 

実は、未だイランの価格設定が

読めない私たち((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

 

よくわからぬーーーーーー!!!

 

 

 

 

値切ればよかったぁと思ったけど、

納得して乗ったからまぁいっかー!笑

 

 

 

 

しょうがないヽ(;▽;)ノ

 

 

 

 

 

移動中は絶景が広がるイラン。

山がすごい色。

なんだか、レインボーみたい。。

image

あ、、、(´Д` )

それはちょっと言いすぎたかな(´・_・`)笑

image

とにかく色合いがすごい綺麗!!

見たこともない山の色!!!

 

 

 

 

途中、タクシーの調子が悪くて

他のタクシーに乗り換え。

 

 

 

 

そこで、ポーランド人も一緒の街まで相席することに!聞くと彼もアルメニアに行くんだとか!

 

 

 

 

 

25日もイランにいてアルコール我慢し続けたから、「やっとで解禁だーーー(((o(*゚▽゚*)o)))」とテンション高め!笑

 

 

 

 

 

 

やっとでボーダーライン手前の街に到着!

 

 

 

 

 

ん?というか、、、

ここがボーダーラインの場所らしい。

 

 

 

 

 

へっΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

 

 

 

 

 

ある建物に入るとおじさんにあっちに行ったらもうアルメニアだと言われました。

 

 

 

 

はあ。。。

 

 

 

あれ?ところでここからエレバン行きのバスは??

 

 

 

 

 

おじさん「バス?そんなの出てないよ。」

 

 

 

 

 

うっそーーーんΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

出てるって言ってたのにー笑

 

 

 

 

私たち「じゃあどうやってエレバンまで行けば、、、」

 

 

 

 

おじさん「それはわからないよー。アルメニアに入ってみたらわかるんじゃないか?」

 

 

 

 

 

ですよね、ですよねー>_<

 

 

 

 

 

とりあえず、、、

ポーランド人も一緒だし

なんのあてもないけど

アルメニア入ってみるか〜。。。

 

 

 

 

 

 

歩いて陸路での国境越え。

 

 

 

 

 

周りは山に囲われてて閑散とした感じ。

他に歩いて国境越えする人はいなく

私たちの3人だけ。

 

 

 

 

このシチュエーション。

 

 

なんだか、自分がスーパーヒーローに見えました。笑

 

 

 

 

あと、旅してるって感じがした。笑

 

 

 

イメージはこんな感じです。笑

 

 

 

 

 

 

アルメニアに入国した私たち。

 

 

 

 

実はポーランド人の彼、

英語もロシア語も話せるのです。

 

 

 

 

アルメニア人とはロシア語で会話し

私たちとは英語での会話。

 

 

 

 

すごく頼りになります(^^)

 

 

 

 

 

聞くとエレバン行きのバスは

明日の朝しかないとのことで宿探しに出発!

 

 

 

 

 

彼が7年前にここへきて泊まった宿がかなり安くておすすめらしくそこへ行くことに。

でも、7年前なため記憶があいまい。

 

 

 

 

 

人に聞いて回ります。

 

 

 

 

ここは山に囲われたとこなため、

4時にはもう辺りは真っ暗。

 

 

 

 

 

『急いで探さなきゃ!!』

と思いつつ、景色に感動して

ぽわ〜んとしながら見入っていると

歩くのが遅くなってた。

 

 

 

 

どんどん、前のふたりと距離が、、、

 

 

 

 

するとじゅんやに「歩くのが遅いよ!」

と喝を入れられ、現実に戻ります。笑

 

 

 

 

 

そうだ、早くしなきゃ!!!

 

 

 

 

国境から歩き続け約1時間。。。

やっとで宿を発見\(^o^)/

image

 

 

 

 

優しそうなおばちゃんがお出迎え!

3人してホッと一安心。

 

 

 

 

彼がおばさんと会話。

なんと、明日のエレバン行きのバス運転手さんがここに泊まっているから、ここでバスが乗れるよーとのこと!!!

 

 

 

 

 

わぉΣ( ̄。 ̄ノ)ノなんという幸運!

もう何も問題なーい\(^o^)/

 

 

 

 

 

 

朝から何も食べてないから腹ペコ。

ってことでレストランに向かいます。

 

 

 

 

 

途中、道端でタバコを吹かせる男性陣。

 

 

 

 

吸い終わって再びレストランに向けて歩き始めると後ろから呼び止めるような声が!

 

 

 

 

振り向くと高校生ぐらいの少年。

どうやら少年は「こっちにきて」と言ってるよう。

 

 

 

 

ほえ(´・_・`)?

ついていくとさっきまでタバコをふかしてたとこ。

 

 

 

 

 

すると少年は地面を指さして

「これ拾って。」と。。。

 

 

 

 

なんと、男性陣は吸い終わったタバコを

ポイ捨てしていたのではありませんか!!!

 

 

 

 

それを注意してくれた少年。

 

 

 

 

 

 

もちろん、悪いのはポイ捨てした人。

誰が見ても当たり前だ。

 

 

 

 

 

大の大人ふたりが

少年に注意される光景。

 

 

 

 

 

なんだか恥ずかしくもなった。

やっぱりよくないことだね。

少年の勇気と誠実さに心打たれました。

 

 

 

 

 

きっと、知らない人がポイ捨てしても

私だったら何も言えないなぁ>_<

 

 

 

 

言わないけども心の中では

「こいつめーーー!」

って思っているタイプ。

 

 

 

 

 

私も反省だ。

少年に『ごめんね。そして、有難う。』

 

 

 

 

 

レストランではわいわいと話しながら食事。

ポテト盛りだくさんでお腹いっぱい!!

 

 

 

 

さて、宿に戻りますか !

 

 

 

 

暗い道を歩いていると一台の車が私たちの前に止まった。

 

 

 

 

そして、車から男ふたりがおりてきた。

 

 

 

 

なんだか、怪しい。。。

 

 

 

 

男たちは「俺たちは警察だ。」

と言って免許証を見せてきた。

 

 

 

 

はぁ。でも、信じられない。。。

 

 

 

 

 

ほんとに警察なのか?

警察の車っぽくないし、

警察の制服でもないし、、、

むしろ私服!!

 

 

 

 

 

 

俺たち「パスポートを見せなさい。」

 

 

 

私「宿にあります。」

 

 

 

俺たち「じゃあ宿まで送るから車に乗って。」

 

 

 

 

 

なんだか、怪しい。。。

3人で気づかれないようアイコンタクト。

とりあえず、車に乗ります。

 

 

 

 

無事に車は宿の前で停車。

とりあえずホッと一息。

 

 

 

 

 

部屋にあるパスポートを取りに行く私たち。

一旦、部屋を締め切りで話し合い。

 

 

 

 

ポーランド人の彼「こういう場合は、マフィアのこともよくある。だから気をつけなきゃいけない。けど、この人たちは、大丈夫だ。」

 

 

 

 

パスポートを持って部屋から出ると

話を聞きつけたのか宿のおばさんもいました。

 

 

 

おばさんが普通に男たちと話している。

その光景を見た瞬間、

この人たちはほんとに警察なんだと確信。

 

 

 

 
結局、夜道を歩いてて補導されたみたい。笑

 

 

 

 

 

ポーランド人の救世主に出会えたし、

宿にはエレバン行きのバス運転手さんいるし、

少年には注意を受けるし、、

警察に補導されるし、、、

 

 

 

 

なんだか、旅の神様?守り神?が

私たちを見守っているような一日でした。笑

 
 
読んでいただき有難うございます。  
 
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