3月6日①
canta(えいみ)
レンタカー旅3日目。
今日はイタリア北西部の
地中海に面している
5つの村が目的地。
その村々には一つずつ
名前がついているんですが、
5つの村・集落を総称して
『チンクエ・テッレ』と言います。
チンクエ・テッレとは
イタリア語で五つの土地という意味。
険しい海岸の上にある
小さな5つの村は
世界遺産にもなっています。
チンクエ・テッレの村々は、
今では陸路で移動できるものの
その昔は1000年にわたって
隣村との往来を船で行っていた。
平地がないこの場所で
人々は急斜面の固い岩盤を砕いて
石垣を築いていった。
その年月は約100年。
石垣の総延長は6700kmに及び、
日本列島を往復できる距離。
また岩盤を砕いた際に出た砂を
土壌にして畑を作った。
この土地に根付いた作物がブドウ。
人々はこのブドウから
ワインを醸造して
生活を成り立たせたそう。
歴史深いチンクエ・テッレ。
聞いているだけでも
人々の生きる力を感じますね。
さて、私たちは
5つの中で最北端にある村から
巡っていく予定なんですが、、、
お腹が空いたため
何か食べたい気分。
一番目の村で食べようか?
どうしようか、、、?
待てよ。
5つの村は
世界遺産。
てことは観光地。
てことはきっと
お高いに違いない。
てことで
一番目に行く予定である
村を通り過ぎた、
世界遺産にはなってない村で
お昼ご飯にしよう!と決定。
くねくねとした山道を進み
見えてきた海と村。
写真手前ではなく奥の村に行きます。
その村は『Levanto』
海に面しており、
サーフィンの村みたい。
電車が通っていて
橋をくぐると
広場がありその前に広がる
青い海と青い空(^^)
もちろん、波はお高め。
多くのサーファーの方が
海の中にうようようよ。
遠くて黒い点にしか
見えませんが
サーファーです。
こんな寒いのに
海に入れるなんて
すごすぎます。
イタリアのこの時期は
約10度前後の気温。
そして、3月は
最も大気圧が不安定で
雨の多い時期らしい。
心配だった今日のお天気は
朝に少しだけ
雨が降ったのみで
その後カラッと快晴に!
嬉しいお散歩日和になりました。
早速お財布に優しい
カフェに入り
ピザと飲み物を注文。
ん〜部分的にかなり
しょっぱいとこがあるけど
おいしい\(^o^)/
店内の雰囲気もよく
お店のスタッフは
すごく陽気な方々。
お客さんがきたら
「ボンジョルノー!」
とはじまる会話。
わいわいと談笑している
スタッフとお客さん。
《スタッフ対お客さん》
というよりは
《人対人》
で接しているような、、
暖かな空気が流れる。
なんだか知り合いの
お店にきたみたい。
居心地がいいな(^^)
お腹いっぱいになり
今日の目的地に向けて
再び出発!
またくねくねとした
山道を進んでいき
世界遺産である
一つ目の村に到着。
村①『Monterosso al Mare』
人口は約1500人。
閑散としてて
静かな村。
レモンが多く
レモンの産地でもあるみたい。
売店でもレモンをイメージとした
小物や生活用品が
売られていました。
もちろん、ぶどうもありましたよ!
建物の間は車が通れない細い路地が続く。
小さな村にひとつの教会。
砂浜にはお休み中の漁船。
海側から見た村。
人口1500人もいるのかなと
疑いたくなるような雰囲気。
小さくてずごく静かで
お店があるわけでも
観光客が多いわけでもなく
ほんとにひっそりとした感じでした。
①『Monterosso al Mare』でした\(^o^)/
続いて向かった
二つ目の村は
村②『Vernazza』
人口約1000人。
一番目の村よりも人が多くて栄えている印象。
明らかに観光客の数は増えた。
売店もあり見る人見る人
片手にジェラートを持ち食べている。
ここはジェラートが有名なのかな?
私は今、すごく寒いので
こんな時にジャラートを
食べたら凍死してしまう((;゚Д゚)))))
奥に進むと海が見えてきた。
海のそばにはちょっとした
広場のようなところがあり
みんなそこで写真を撮っている。
左手にある教会の中は暗くて
静かな神聖な空気に包まれ
人々が祈りを捧げていました。
その昔、船のみの
交通手段しかなかった村。
敵が攻めてきた時や
危機に陥った時も
ここで祈りを捧げていたのかな。
昔からそして今もなおある宗教は
人間の歴史、生活に深く根付き
人々はそれと共に生きてきたんだと
改めて感じました。
②『Vernazza』でした\(^o^)/
再び車を走らせ見えてきた三つ目の村。
なんじゃこりゃーーーー!!!
断崖絶壁に姿を現したカラフルな家。
インパクト大です。
この三つ目の村の名前は
『Corniglia』
人口は約250人。
5つの村で一番小さな村。
お店の飾り付けが可愛い。
ここでランチとかいいな〜!
建物と建物を紐でつないだ
洗濯干し場スペースが
生活感溢れなんだか好き。
村を歩いて真上を見上げると
干されている洗濯物。
色とりどりだったり
真っ白で一色だったり、、、
なんだかジブリの世界みたいで
わくわくする。
そして、ここで暮らしている人々が
どんな生活を送っているのか気になる。
車まで戻る帰り道、、、
村に太陽の光が降り注いで
より建物の可愛さが
引き立ち幻想的だったな。。
③『Corniglia』でした\(^o^)/
じゅんやは今回の村巡りの
楽しみ方がいまいちわからないな〜
と言ってましたが
私は十分楽しい\(^o^)/
ほぼ崖っぷちにつくられた
小さなこじんまりとした村に
カラフルで可愛い家。
そして広大な青い海。
ゆっくりと流れる時間。
一つの村を回るのは
一時間もあれば
十分すぎるほど。
やることと言えば
カフェでゆっくりすること。
そして、何と言っても
景観を見て
ぼーっとすること。笑
なので、人によっては
満足だったり不満足だったり
様々だと思おます。。
観光地ではあるけれど
くれぐれもここが
『小さな村』
だということをお忘れなく
共に楽しみましょう\(^o^)/
じゅんやさん!!笑
続きの四つ目、五つ目の村は次回に。
読んでいただき有難うございます。
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