3月18日
canta(えいみ)
ヴェネツィアでの移動手段は
基本水上バス(船)。
この水上バスは
1日券20ユーロ
2日券30ユーロ
3日券40ユーロ
となっています。
1日にとのくらい
水上バスを利用しようが
20ユーロです。
このため、
今日は元々のプランだと
ヴェネツィア本島から少し離れた
ブラーノ島にだけ行く予定でしたが
それだけではもったいなく感じて
ムラーノ島という島にも
立ち寄ってみることに。
ムラーノ島やブラーノ島行きの
水上バスはいつも混み合っていて
ほとんど満員以上です。
列の前にいての乗車でないと
空席がほとんどなく
立ちっぱでの移動になります。
私たちはサンマルコ広場から
水上バスに乗り、約40分で
ムラーノ島に到着。
ムラーノ島は
ヴェネツィアン・グラスの
生産地として有名です。
島内には様々なガラス製品の
お店が軒を連ねています。
ガラスでできたカラフルな
飾り物だったり装飾品だったり。
こんな大きくて美しい
ガラス細工もありました。
ここはヴェネツィア本島より
観光客の数も少なく
落ち着いた雰囲気。
住人の数は6000人とのこと。
まったりしますな。
鳩もまったりと
お水を飲んでいました。
飲食店もこのように
まったりです。
ガラスでできた
ワインキャップもあったり
何か記念に買って帰るのも
よさそうですね。
ただし、割れないように要注意!
ムラーノ島のお次は
ブラーノ島へ。
漁師町のブラーノ島は
何と言っても
カラフルな家が有名。
船の中からカラフルな
家が見えてきたときは
ひそかにテンション
上がってました。
なぜこんなにもカラフルな家が
立ち並んでいるのか?
それは漁師たちが霧の中でも
自宅をすぐに見つけられるように
ペイントしたからなんだとか!
そういえば、
漁村である
チンクエテッレの村々も
こんなカラフルの
家ばかりだったなぁ。
友達が調べてくれて
そこも同じ理由で
カラフルだったのが判明。
また、ブラーノ島と言えば
カラフルな家だけでなく
レース編みも有名で名産の島です。
漁の網作りの技術を
まねて発展したのが
女性のレース編みになるそう。
昼食はブラーノ島の
お店に立ち寄り
ピザをいただきました。
ツナとハムとカルボナーラの
3種類のピザ。
どれもおいしい〜。
また街をぶらぶら散策。
男の子と女の子の兄弟が
追いかけっこをしていて
微笑ましかったな。
中学生ぐらいの
地元の子供たちも
遊んでいたり。。。
ここには確かに
観光客だけでなく
住んでいる人がいるんだ。
なんだかヴェネツィア本島は
観光客ばかりでこんな光景を
見たことはなかったなぁ。
本島でも奥の方は静かで
観光客も少なくて
小学校もあったので
そこが地元の方の住んでいる
場所なのかもしれないですね。
(船で荷物を運んできた男性)
(カラフルな家と洗濯物)
おじいちゃんが
大事に花を持ち歩く姿と
カラフルな家の背景が
マッチしてて絵のように
可愛らしかった。
おじいちゃんは
船に乗り込むと
すぐにエンジンをつけ
自分で操縦し
近くの家の前まで
誰かをお迎えに。
たまたま通りかかった私の父が
船に乗ってるおじいちゃんに
頼まれて玄関のドアをノック。
するとおじいちゃんの
孫?と思われる子が出てきて
あっという間に
沖に行っちゃった。
本島では観光用の船が
多かったので
船を見てもあまり生活感を
感じることはなくて
『ここはディズニーランドなのかな?』
って疑ったりしたけど
この光景を見てはじめて
この島の人々の
生活が垣間見れた感じがした。
家の前の水路には船があり
憶測だけどきっと一家に一台は
船があるのかなと。。。
今も昔も変わらず
島内での交通手段は
基本、船。
情緒溢れるヴェネツィア本島や
離島のムラーノ島、ブラーノ島。
その景観を今もなお
守り続けていることの素晴らしさ、
伝統を大切に受け継ぐ人々の
並々ならぬ努力に感動です。
そんなヴェネツィアが
現在水没の危機にされているそう。
そのことはまた明日に。。
今日は最後の晩酌。
宿でわいわいわい。
では。
読んでいただき有難うございます。
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