2016年6月11日

2016年6月11日

6月2日②

 

nonta(じゅんや)

 

PISAQ の遺跡を終え、ビュッフェで舌鼓を打った後ツアーは次の遺跡へ!!

 

その名もollantaytambo(オリャンタイタンボ)

imageオリャンタイタンボはインカが各地に作ったホテルの一つらしいですが、その規模は大きく、敵の攻撃に備える要塞としての機能にも優れてたらしいです。

でっかーー!!

 

下は、水の寺院と呼ばれるもの。

インカ人は遠くから水を引っ張り、儀式や沐浴などで使用したそうです。

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真反対の山の斜面には貯蔵庫だったと思われる建築物が・・・。

よく作ったねー。こんな場所に・・・。

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6つの巨石を並べた謎の建造物がありました。

巨石は、何に使用されたのか不明。

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表面にはギザギザしたシンボルがあって、これはもっと南のボリビアなどの遺跡にも見られるんだって。だから、インカの建造物じゃないかも??なんてガイドさんは言ってました。

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こんな石どこから持ってきたんだろう・・・って思ったら向こうの山かららしい。トンデモない労力を費やして作ったんだね。。

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この「オリャンタイタンボ」はマチュピチュに次ぐ第2の遺跡って呼ばれているぐらいすごいものなんだって。

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で、やっぱり街はお土産で充実ーー。。。

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最後は、chinchero(チンチェーロ)に向かいます!!

ここはもともとインカの大規模な都市があった場所らしいのですが・・・

スペインの侵略を受けて、大部分が破壊されてしまったようです。

その様子を見る前に、、、

ペルーの伝統的な手織物の実演がありました。

羊毛を洗い、

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くるくるしながら糸にしていきます。

様々な天然の染料で色を染めていきます。

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上から天然の羊毛(白)・真ん中、染料に浸したもの(紫)・下マラスの塩を加えて色を変化させたもの(オレンジ)

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そうすると、色とりどりの毛糸が出来上がります。

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これを一本一本手編みで織っていく。模様の図面はなく、頭の中でイメージしておるらしい。

失恋すると青色が多くなる???らしい。

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イランのギャッベに通じるところがあって、すごく興味深く、楽しかったです。

やっぱり、伝統的な工芸品は歴史と手間がかかっていて、現代の工業製品とは違う趣があっていいですね。。。

少し違いますが、これはクスコでおばあちゃんが織っていたときのもの。目にも止まらぬ早さです。

さて、チンチェーロの遺跡を見に行きましょう。

と思ったら写真全然撮ってないーーー( ;  ; )夜で暗かったのもあってマシな画像がなかったので割愛!!

スペイン人がインカの建物を破壊して建てた教会がありました。中に入ってみると、それはそれは立派な教会でした。(中は撮影厳禁だったので、入り口です)

壁や、偶像にインカのものも取り入れてあって、当時のスペイン人がインカへの配慮が感じられました。

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でも、僕はこの教会を見たときに嫌悪感にも似た感情がこみ上げてきました。

今さら400年も前の侵略したこと悪く言っても仕方ないし、それが歴史だから納得はしているんだけど、、、

この教会がヨーロッパで見たそれと本当に似ていたから。。。

 

きっと、当時のインカ人は彼らの信じるものがあって、大切にしていたものをきっと無理やり奪われたのだろうなって思った。

 

世界を見てきて色々な文化や宗教を見ていると本当に気持ちがいい。

「多様性って美しいなー」って心のそこから思う。

 

でも、自分と異なっているものを認めようとしなかったり、排除しようとしたり。

この世界では本当に悲しいことが起こっている。

なんだか、他国を侵略して自国の価値観だとかそういうのを押し付けようする醜い正義が存在するのは、昔も現在も変わってないなと。

 

太古のロマンに浸っていた気持ちが、この建造物に通して人間の浅はかさだったり、愚かさだったりそんなものが垣間見れ、一瞬にして現実に引き戻してくれた。そんな気持ちでした。

(夜のお土産市場。)

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これにて、本日のツアー終了。

インカ時代にタイムスリップしたような、とても好奇心の刺激される1日でした。

まだまだ謎の多い、インカ文明。解明して欲しいような、謎のままであって欲しいような。。たくさんのロマンがあって胸熱でした!!

 
 
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