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1泊2日のモン族、ホームステイ付きトレッキングツアーに参加してきました。
内容
歩いて山を登るトレッキングツアーに参加。
世界的にも有名な棚田を鑑賞。
モン族のご自宅にホームステイ。
サパへ戻る。
昨日運命的に出会ったユウキさんと一緒にツアーに参加しました。
案内はモン族のバンちゃん。22歳。とっても英語が上手です。お姉ちゃんに習ったという英語も、コミュニケーションに問題全くありません。
最初はルンルン気分で山を登ります。
久々に体を動かすのはいいね(*^o^*)なんてご機嫌に始まりました。
しかし、ガチの登山道に獣道のような道をズンズンと進み、1時間でギブアップ!!!(T . T)笑笑
ただし、所々覗ける草木の隙間からは山間に立つ西洋風の建物が見え、素晴らしい光景です。
ギブアップしそうではありますが、てくてく歩きます。
2時間も歩くと、最初の村に到着します。
ガイドのバンちゃんが、木の実を分けてくれたり、
植物の解説をしてくれます。
ワラビで馬を作ってくれました。とっても器用です。
ハートのワラビ♪(´ε` )
3時間登山道をひたすら、上がったり、下がったり・・・・。ガチできついです。
するとようやく、レストラン?山小屋?に到着。
ランチタイムです。
つかの間の休憩も終わり、さらに山の奥へ、奥へと進みます。
足もパンパンです。笑 かなり、きつい(´Д` )
4時間もすると、棚田が所どころ見えてきました。
すっすごい!本当に素晴らしい光景です。
あー対向車。じゃなくて、対向水牛。
5時間無言。。。。
というか、今気づいたけどモン族の人みんなサンダル。こんな山道で危険なのになぜ?
僕「なんでみんなトレッキングシューズ履いていないの?」
バンちゃん「高いからよ。あなたの靴1つで何百もサンダルが買えるもの」
我ながら。愚問。
6時間30分後ようやく本日ホームステイをすることになったララちゃん23歳のご自宅に到着です。
えーーと。噂には聞いていましたけど、、、、、
すごいご自宅ですね!?もちろん異なる文化ですし、日本の常識と世界の常識が異なるのは知っていましたが、、、、
あまりの日本での生活との違いにカルチャーショック。絶句。
お家というか、トタンの屋根に、四方を板で囲った小屋みたいな。隙間半端ないけど、窓がなくて、昼間でも真っ暗です。
電気は裸電球2つ。
僕「あのー。シャワーってどこですか?」
バンちゃん「シャワーはないよ。ホテルと違うからね笑笑。来る時に滝があったでしょ?あそこで泳いだり、シャワーの代わりにしてるよ。」
滝。いや、あれは。。。。。シャワーではないです。
マッッマジすか??Σ( ̄ー ̄ノ)ノ山道歩いている時から薄々気づいていましたけど。。。。。これは、色々ガチのやーつですね?
バンちゃん「向こうに大きな川があるからそこでもいいかも、少し遠いけどね笑」
体限界だけど、どうします?3人で相談。
僕たち、「じゃあ、棚田が綺麗だし散歩がてら行ってくる」
はい。死亡。間違った選択をしました。私たち。
この後、往復3時間歩き、手と、顔を洗いました。うん。やったのこれだけ。
この1行にどれだけの汗と涙と、疲労があるか想像してください。笑!もちろん平らな日本の道とは違います。
もうはや、不便というか、、、時代が完全にタイムスリップしています。
家に着くと、バンちゃんとララちゃんが夕ご飯の支度をしてくれていました。
キッチンはかまど!!!!!!
もはや何でも来い!!
家では、ララちゃんの子供・ララちゃんのお姉ちゃんの子供5人と、お母さん、義母さんとみんなで夕食です。
ララちゃんの夫は山で木材を取りに行っているそうで、3日間野宿で帰らないそうです。
(ホントすげーな)
すごく、質素な食事でお肉もないし、お世辞にもご馳走とは言えないんだけど、春巻きなんて絶品だったし、野菜の炒め物も本当に美味しかった。
日本の味付けに似てる。
ライスワインといって、日本酒に似た(おそらくアルコール30%越え)自家製のお酒を振舞ってくれました。
みんな、フレンドリーで楽しかった♪(´ε` )
6畳ぐらいのリビングでは大人と、子供が遊んでいます!!
(すぐに言葉の壁軽く越えます)
夜もふけ、体の疲労と、お酒も入り熟睡・・・・。
あとがき。。。
モン族の方々は、働き者。もちろん自動車なんてないし、バイクも高いからって毎日徒歩でサパまで歩くそう。毎日少ない収入の中で、子供を育て、農作業をして、家を守る。
村からサパまで早朝にきて、6時間もサンダルで山道を案内してくれて、今は、僕たちゲストのために料理を作ってくれている。。。
あれだけの棚田。手作業で植えていると考えると途方もない労力・・・。
確かに本当に不便で、大変な生活だと日本人の自分は思うけど、彼らには彼らの文化があって、誇りを持って暮らしている。
村で出会う人、みんなウェルカムですごくいい笑顔を見せてくれる。
「不便と不幸はイコールじゃない。」
こういう生活をしている人がいるのは知っていた。想像もしていた。
でも、たった1日自分が同じ生活をするだけで想像とは全然違っていた。
知らなくてもいいかもしれない。けど、僕は知って本当に良かった。
自分が何気なく使っている1ドルの重みも身にしみた。
景色にも、人間の逞しさにも心の底から感動した。
貴重な体験をさせてくれた、ララちゃんとその家族。案内をしてくれたバンちゃん。村の皆さんに感謝します。
読んでいただき有難うございます。
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