Nonnon
ガタン・ゴトン。
昨日は、連日の疲れのため、20:00には就寝。というか、勝手に意識を失い、すやすや。
中国人の喧騒も気にならず、
本日は8:00に起床。12時間睡眠。そうね。疲れていたのね。私。
隣では、まだ姫君はスヤスヤです。
カーーペッ。
車窓を覗けば、切り立つように岩があり、その周りを川が流れているといういかにも中国らしい景色が見えますが、今日は霧が深くあまりうまく写真が映りませんでした。
さて、朝から汚い話。
あの悪名高い中国トイレについて。
あのね。どうしても書きたくなるの。中国のトイレ。本当に悪名通り、期待を裏切らないの。どこも。
あの世界のマクドナルドですら閉口するほどの汚さだからね。
今日は、列車のトイレの話。和式なんだけど入った瞬間なぜか和式の便器たっぷりに液体が溜まってるの。そしてくっさ。
意味わからん。てゆうか、みんな流そうぜ!で、ボタンどこだ?って思うと水の入ったバケツと杓子があるの。
「はっはーん。そういうことね。」ってバケツの水を杓子でトイレに流すと、、、、
流れナーーーーイ。
アフレーーーール。
朝からあわわわっっ!!!ってなって、トイレ使う前に悶絶することになる。
もうええわ。他のトイレ使おう!!って思って探したら別の車両には洋式があったの。
洋式あるやん!!って入るとやっぱりくっさ。
なぜ、中国のトイレはもれなく臭いの?いや、もれているからくさいのか???
しかも、便座には本当に何かわからない何かがついているの。もうやだ。
そんな戦いも終わり、12:00ついに成都に到着。
プラットホームを歩いていると、くっさ!!またかい。
車内は臭くないのに、外に出ると電車から異臭が。。。
しばらく水の流れていないトイレの匂い。最後まで・・・トホホ。
おそらく排泄物はタンクに貯められるのではなく、そのままオンザレールみたい。宿で出会った鉄道マニアの人もそう言っていたから本当のはず。。。
でも、車内は前日硬座なる席を体験した私たちにとって、寝台列車とは最高♪でした。
カーーーッペ。
成都は大変大きな都市です。
整備されていて町並みは綺麗です。
カーーペッ。
ねぇねぇ。これ本日何回めの“カーーーペッ”ですか?すでにカウンターは20回を軽く超えていますね。
みんなそれやってるけど、ぶっちゃけそんなにみんな痰でないでしょ?おじいちゃんと、おとうさんやっているの見てるから、自分もやる的な伝統になっちゃってるでしょ?
と心の中で突っ込み、
成都で有名なホステルへ。
34番バスに乗り込み、迷うことなく到着。
2日ぶりのシャワーに涙が出るほどの感動を覚え、情報収集へ。
スタッフの方が日本語で丁寧にルートを教えてくれました。
私たち「ラルンガルンゴルパ・九塞溝・黄龍に行きたいんです!!」
「どのくらいかかりますか?」
スタッフ「全部でだいたい1人2000元(4万)ぐらいかかります。」
私たち「マーーージ?2人で8万?ハイパー高い。(T . T)」あまりの高額さに即決できず、同じ宿の日本人の方数人に相場を聞き本当だと、、、
さらに2時間イジける私たち。
だがしかし、最高に美しい写真を見せていただき、今行かなければもう行かないだろうと思い、とりあえず、九塞溝行きのバス予約しちゃいましたーーー!!
まぁ、なんとかなるでしょ。
昼には、適当にオーダーしたらめちゃくちゃうまいワンタンスープが出てきた。しかも、二人で16元(320円)
宿には雪花っているローカルビールが置いてあって、1本3元(60円)
物価は日本並みに高いのに、飯だけめちゃ安い。しかも、どのお店のクオリティもめっちゃ高くて満足度高い。本当に素敵。
夜は宿で出会った旅の先輩方と一緒に夕食へ。油そばみたいな麺だったけど、これも非常に美味しかった。餃子付きで一人8元(160円)
ていうか、中国では、ローカルビールと餃子だけでこの世の幸せを感じれます!!断言!
最後に、ここ数日間だけで、中国の印象が全然違う。
中国・中国人って正直あまりいいイメージがなかった。
うるさい、マナーが守れない、爆買、成金、etc。
確かにね、来てみて「あーー(´Д` )嫌!」って思うことはある。
・トイレはマジで今まで訪れた国でワースト3間違いなし!なほど汚い。
・チケット買うとお金とチケットブン投げてくる。でも、それは中国人にも一緒。
・平気で列に割り込む。でも、逆に私たちが同じように割り込んでも何も言われない。
(きっとこれが中国のルール)
でもその他って、そんなに日本人と変わりあります???
平気で騙してくる東南アジアの人の方がもっと、もーーーと嫌なことしてくる。
でも、それぞれその国のスタンダート。笑
むしろ、外から見ると逆に日本人の真面目さ、誠実さが異質なぐらい。
僕にはなぜ中国だけ特別悪いのか、わからないのです。
道を聞けば、中国語ワカンネーって言ってるのに、一生懸命中国語で説明して、一緒に探してくれたり。バスの降りるところで教えてくれたり。
料理頼めば、中国語ワカンネーって言ってるのに、何度も中国語で質問返して、ちゃんと頼みたいオーダーを聞いてくれる。
バス・電車の指定席が離れていれば隣同士になってくれるように譲ってくれる。
・・・etc。
まるで親切な日本人みたい。
詳しくないけど、中国の国家戦略としての海洋進出だったり、外交面・歴史で日本との摩擦があるのは事実だと思うけど、、、
「中国の政治と中国人は全く別として捉えるべき。」
当たり前のことかもしれないけど、僕は間違えていた。
何も知らないのに、メディアや氾濫した情報に踊らされて勝手な固定概念があった。
こんなに親切にしてくれる人がいるのに、こんなに日本人に似ているのに勝手に決め付けて悪い人たちなのだろうと思っていた自分が恥ずかしいと思った。
ただ、これもここ数日間での感想。
中国大陸はめちゃめちゃ広いし、10億人もいるわけだから、もっといろんな人がいるはず。ウイグル族、チベットの問題を知れば、また別の感情を抱くのかもしれない。
でも、もし自分に子供がいたなら。偏った情報だけでなく、自分が中国で体験したこともきちんと伝えたい。
こういうことを知れた時・考える時、旅にでて本当に良かったと思う。
読んでいただき有難うございます。
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