11月21日①
Nonta
イランはかなり魅力的な国です。
異国の魅力がたっぷりです。いままで見た国とも違う。きっと、イスラム圏の独特の雰囲気がそう感じさせてるのでしょう。。。
例えば、外の女性は全員チャドル姿です。
そしてイランは美人が多くて、びっくりしました。メイクはバッチリ濃いめながら、顔立ちのはっきりした美人達がチャドル姿。。。
その保守的な印象を与えつつの、チャドルの中はどうなってるんだい??的なチラリズムがまた、彼女らの魅力を100倍引き立てている気がします。
(おバカ。。。)
相方のチャドル姿?(黒のコート着てスカーフ巻いてるだけ笑)も新鮮ですごくいいと思います。そそります(爆)。
ヨーロッパの街並みも独特でいいのですが、またこの街もイスラーム建築の個性的な建物が随所にちりばめられています。
ペルシャ柄?細かい細工が本当に綺麗です。
個人的にワクワクしたのがバザール。バザールってなんか久しぶりに聞いた響き♪(´ε` )
昔、「バザールでござーる」ってお猿さんのcmがあったような・・・・。
早朝モスクに行きたくて迷いこむように入った路地がバザールでした。
ここには、生活用品から、洋服、絨毯、宝石、スパイスまでありとあらゆる商品が所狭しと並んでいます。一つ一つの商店が小さいです。
こんな商品の展示の仕方はかなり独特・・・・。あまり、見た事がありません。
(ドンキホーテみたいな感じ?)
市場大好きな僕はこの独特なバザールにかなりテンションが上がります。。
といっても買うものがないので、うろうろするだけ・・・・。でもめっちゃ楽しい。
イラン人なぜかわかりませんが、めちゃくちゃ親日家です。と同時に、かなり中国人を嫌っているようです。理由はわかりませんが、、、。
(イランの核保有問題で諸外国と連携して経済制裁していたので対日感情が悪くてもおかしくないと思うのですが。。。。)
会話を始めるとほぼ90%日本人か中国人か聞かれます。こんなに日本人か
、中国人かを気にする国民も初めてです。
日本人だと答えると、「ようこそイランへ!」「日本人は素晴らしい」「文化がいい」「いい国だ」と口を揃えて絶賛してくれます。
(日本人のイランに対する感情は無いか、核保有に対するあまり良くないイメージだと思うのですが、、、なぜ彼らはこんなに日本人を尊敬しているのでしょうか?だれか、わかりやすくこのチグハグを教えてほしい・・・)
中国人と答えるのは怖くてまだ実践してませんが、どう態度が変化するのか興味があります。
こんなにもあからさまに差別する国民に出会ったのも初めてです。
冷遇を受けることなく、厚遇なので批判しにくいですが、僕はあまり気持ちがよくありません。ありがとうと思いつつ、正直後味が悪いです。
あるイラン人は言いました。
「日本は素晴らしい国だ!テクノロジーがすごい。洗濯機も、掃除機も車も品質がいい。なのになんで、イランには中国と韓国のものばかりなんだ?(町には外国でもおなじみのTOSHIBA SHARP SONY PANASOICの日本製品がびっくりするぐらい全くありませんでした。)イラン人は日本人のことが大好きなのに、イランに来てくれる日本人は少ない。どうしてだ?」
僕は日本とイランについてほぼ何も知らないから答えようがなかったし、僕の英語では伝わらないと思ったからうまく返答ができなかった。
「きっと、日本製品が少ないのは経済制裁の影響では?日本人がイランに来ないのは、日本はアメリカ寄りだからマスコミにプロパガンダされている部分もあるだろうし、日本人がイランよりも魅力に感じる国があるのも事実だろうし、イスラームの文化を理解できていないという部分もあるだろうし、なにより情報が少ない。正直にいえばきっと日本人の大多数はイランに興味が薄い。」と。
そういえば、一昨日はアフガニスタンの大学生が半日ずっと町案内をしてくれた。
初めて出会った外国人にここまで親切にするだろうか?
地下鉄も、タクシーも全部割り勘だったから彼には全くメリットがなかったのを知っている。
彼はほぼ英語が喋れず、と100個ぐらいしかない英単語の中で
「僕は日本を愛してる。君たちを愛してる」
と伝えてくれた。
彼のタブレットには日本対アフガニスタンのサッカーの試合の写真があって本当に嬉しそうに見せてくれた。
旅は僕の見聞を広げてくれる。
いままで見てなかったものに触れて、いままで考えたこともないことを考えるきっかけをくれる。
ニュースでしか聞いたことのない中東の国。
彼らが日本についてどう考えているなんて知らなかったし、興味もなかった。
僕はイラン人だと聞いても、アフガニスタン人だと聞いても笑顔にならないのだけれど、なぜ、彼らは日本人だと聞いて笑顔になったのだろう・・・。
彼らとの出会いは旅に出た僕たちへのとっておきのご褒美だとも思う。
できることならもっと、いろいろな話をしたかったな。文化・習慣全然違うはずだ。
お互いにもっと大切な話ができたはずだ。
言葉の壁か。
彼らのことを理解したいな、そして日本のことも理解してほしいな。
うん。いつにも増して稀に見る自分の乱文っぷり。
でも、今日はこのままにしとこう。
(写真はシラーズの最も古く歴史のある美しいモスク。ピンクモスク)
読んでいただき有難うございます。
世界一周ブログランキングに
参加しています。
世界一周タグをクリックすると
ランキングに反映されます。よろしくお願いします!!

にほんブログ村
コメント
nontanonta : 2015年12月3日
コメント有難うございます。そして、私たちの疑問に答えて下さり有難うございました。多くのイラン人の方が日本にきていたんですね。イスラム圏の方がイスラムに対しての土壌の揃っていない日本に来て、それでも親日感情を抱いていただけたということは、それだけ日本が素晴らしい国なのかなぁと嬉しく思います。今回、イランを訪れて多くの優しさに触れ、また文化に触れ、私たちもイランのことが大好きになりました。
Nesfe-jahan : 2015年11月30日
こんにちは。初めまして。 かつてイランイラク戦争時代に、日本に移り住み働いていたイラン人が沢山いました。その時の経験から、親日感情を持っているイラン人は多いようです。 日本では想像できない程の親切をイランで受ける事も多くある思います。私はイランが大好きなので、このブログを拝見しながら、イランで過ごした素晴らしい日々を思い出し嬉しい気持ちになりました。 良い旅を。