2月11日
nonta(じゅんや)
エレファントロッジは噂に違わぬ素敵宿でした!!!
巨大な野生のゾウが目の前で息衝くその様は圧巻であり、
手がとどく距離に、何の隔たりもなく大きなゾウが存在するのは
自分がまるでゾウの群れの一員になったような錯覚にもさせます。
なかなか体験できない世界で唯一無二のオリジナル感のある宿でした!!
ただし、近くにスーパーがなく(半径40km圏内)、お腹が減ってもディナーは1400円とゲキ高( ; ; )
食材・水なしの無防備で突入したバックパッカーの僕たちには出費が辛すぎるので泣く泣く1日の滞在で出発です!!
目指すは1500km離れた隣の国ナミビアの首都ウィントフックです!
ただし、ボツワナからナミビアは公共交通が脆弱で1日数便のため、1日の移動で隣町にしかないこともしばしば。何日かかることやら・・・。
最初は南に下るルートでいく予定でしたが、
我らが裕二郎の兄貴の素敵な提案により北側のルートで行くことに。
なぜかというと、ザンビア・ボツワナとそうでしたが、シェアタクシーなる交通手段が格安なんです。
シェアタクシーなので、乗客が集まり次第同じ方向の目的地に出発するのですが、
普通のタクシーを使っているので、4人が定員。ようするに4人集まればソッコー出発できるのです\(^o^)/4人で移動するメリットは高いのです。
素敵な二人といるのが楽しかっただけですけどね。
さて、とは言うものの、事前情報が著しく乏しく不確定要素がたくさん。
何時からどこ行きのバスが出ているのかさえあやふや。。。
天パは言いました。「なんとかなるでしょう」
天パの兄貴は言いました。「ハクナマタタ作戦でいきましょう」
ハクナマタタはスワヒリ語で「なんとかなるさ」の意味。
そもそも、周囲40kmから隔絶された陸の孤島宿から出なければならないので、ヒッチハイクをすることに。
(↓ヒッチハイクの練習)
みんなが言いました。「いやーやっぱ止まってくれないんじゃないですかーー??しかも4人ですよ。乗れないですってーー。」
天パの兄貴は言いました。「ハクナマタタだ」と。
1台目は大型トラックでした・・・・・。
ガチャッッッ。30秒でつかまりました。
天パは思いました。「ハッハクナマタタやーーー」
「すごい!あの天パの兄貴裕二郎さんは只者ではないっっ。
ハクナマタタすぎる。。。」
運転手さんは目的地にしていたルサカの途中パンダマテンガまで連れて行ってくれました。
Elephant Sands Lodge→Pandamatenga(移動距離:120km)
有料ヒッチハイク ひとり20プラ
僕たちはお礼にお金を渡そうと皆で話し合い、紙にメッセージとお金を包んでおきました。
運転手さんは快く「100プラ(1000円)でいいよ」と言ってくれましたが、
お金は一人20プラずつ・80プラしか包んでありませんでした。
一瞬皆の顔が ((((;゚Д゚))))))) ってなりましたが、
すでに紙に包んであります。皆心の中で思いました。
「そうだハクナマタタだ」と。
包み紙を渡し、「thank you」とニコやかに微笑み、シレッと手を振って別れました。
さて、なにもない場所に降ろされたのでルサカへ移動しなければなりません。
また、ヒッチハイクを始めました。
1台目・・・止まるわけないじゃ・・・・・。ガチャ。
ハクナマタターーーー
ブオーーン。Pandamatenga→Kazungula(ルサカから10kmの街。)(移動距離:150km)
有料ヒッチハイク ひとり20プラ
途中、車道の脇にゾウがいました。
無事ルサカ周辺まで着きました。
「タクシー見つかりますかねぇ」と話していた瞬間
ガチャ。
タクシードライバー「どこ行くんだい?」
私たち「国境です。国境のNgoma へいきたいです。」
タクシードライバー「乗りな!!」
(スーパーで買い出しを行いしゅっぱーつ)
じゅっ順調すぎる!!ハクナマタタやーーー
Kazungula→Ngoma Bridge(ボツワナ側イミグレ)(移動距離:70km)
タクシーひとり50プラ
イミグレ前には素敵なバオバブがいました。
さて、ナミビアのイミグレは・・・・・。2km先ーーー((((;゚Д゚)))))))
15~20kgの重いバックパックを担いでの2kmはしんどいです。
ようやく着きました。ナミビアに到着でーす!!
さて。ここからが本題です。何とかできるだけウィントフックに近づきたい!!
時計の時刻は現在15:20です。
イミグレ前のおばちゃんに聞きました。
「僕たちウィントフックに行きたいんだけど・・・。」
イミグレのおばちゃん
「カティマムリオ(現在地より70km先)の街からバスが出ているよ。でも、16:00の1本だから早く!!」
えーーぇー。。70kmを40分で移動・・・。しかも、お金持ってないからATMで下ろさなきゃ・・・やっぱ無理でしょ。。。
いや、作戦に変更はありません!!
「ハクナマタタだ!!」
勢いよく、タクシードライバーに私たちは言いました。
「16時にバスがあります。70km先のカティマムリオまで行ってください。
ナミビアドルがないので、最初にATMに行って、バスターミナルに行ってチケットを買って、バスに乗りたいです。全行程で40分しかありません。」
タクシードライバー「わかった」
タクシーは軽快?豪快に飛ばします。。130km/hで飛ばしていたので、あっという間にカティマムリオに着きました・・。
ボーダーのイミグレ→Katima Mulilo(移動距離:70km)
タクシーひとり35ナミビアドル
・・・・・が
時刻は16:08。時すでに遅し!
バスはすでに出発した後でした( ; ; )
万事休す。
最後の最後で
「ハクナマタタらずーーー。」(T . T)
からの〜〜
タクシードライバー「ガソリンスタンドのミニバスを見てみよう」
すると、なんと「ウィントフック」行きのミニバスが!!!
無事乗れました。。
最後の最後で大どんでん返し!!
ハクナマタターーーーーーーーーーー
Katima Mulilo→ウィンドフック(1200km)
乗り合いミニバスひとり350ナミビアドル
数日かかるはずの移動をわずか1日で完了。
これにて1500km以上にも及ぶ本日の大移動は終了。
作戦「ハクナマタタ」完遂!!
読んでいただき有難うございます。
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