2016年1月23日

2016年1月23日

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1月10日

 

nonta(じゅんや)

 

ケニアの発展した街並みの裏の顔、スラム街・・・・。

超極貧層が過密化した地域。

旅行者とは無縁、むしろ危険が多く近づく場所ではない。

しかも、凶悪都市ケニアのナイロビのスラム街。。。

 

 

そんなスラム街へ行くツアーがあるという。

 

・ツアーはNGOガイドが付いていて安全であるとのこと。

・ホテルが斡旋していて、安全のお墨付きもある。

 

ということで、こんなチャンスはないので行ってみることにしました。

 

 

ガイドのジョセフは最初に言った。

 

 

「綺麗な建物、都市はケニアの一部分でしかない。。。

スラムの現場を見てくれなかったら、みんな何も知らないままでいる。。

興味を持って見に来てくれる外国人をガイドできるのは光栄だと。」

 

 

 

 

バスに乗って数十分

アフリカ最大級のスラム街 キベラスラム に到着した。

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第一印象は思ったよりも悪くない。。

 

 

悪くないといえば、嘘だ。

確かに日本の生活水準とは掛け離れた

とんでもない光景が広がっているのだけれども、、、。

でも、今ままで見てきた国にはもっと酷い状況の国があったから・・・・。

僕の感覚が少しずつずれてきているのかもしれない・・・。

 

 

 

街にはゴミが溢れている。

異臭が鼻に付く。

 

ただ大通りにはお店がたくさんあったり、

女性は髪を編んだり、綺麗な洋服を身につけ、

文化的な生活をおくっているのがわかる。

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裸の子供たちもいなければ、

死にかけの物乞いもいない。

そして、洋服が破けていない。

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商品の陳列をみると、ケニア人の几帳面さがわかる。

ナイロビではエチオピアと比べて提供されるサービスの違いに驚いた。

ケニア人は仕事が上手だと思う。

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ガイドのジョセフは、僕たちを連れてズンズンと進んていく。

好戦的な目を向ける人はなく、スラムの人は

「hallo」

「How are you?」と声をかけてくれる。

 

 

 

ナイフを持った人がたむろしていると思っていた。

喧騒と怒号が、暴力が渦巻いていると思っていた。

 

 

あれ?拍子抜けだ。

 

 

 

ガイドはスラムについて説明してくれる。

 

「スラム街はどんどん大きくなっている。

政府の発表では400万人だけど、実際はもっといるよ。

いろいろな問題を抱えているんだ。」

「政府は公約を平気で破る。だから信用ができないんだ。」image

家賃は1ヶ月約2000〜3000シリング(2400~3600円)だという。

 

「政府が始めた下水工事。1年経っているけれど途中でやめて完成する見込みがない。政府の公共工事はいつも途中で予算が消えて、何一つ完成したことがないんだ。」

 

 

私たち

「電気は通っているんですね」

ガイド

「そうなんだ。電気が通っているのに、トイレはないんだ。トイレは作ってくれないけど、電気はすぐに作ってくれる。電気料金が取れるからね。普通は、電気より、トイレだろう。」

 

 

 

「いろいろな国、団体、人が援助してくれているよ。でも、政府を通したらダメなんだ。いつの間にかお金が消えている。結局、必要としている僕たち最下層には届かないんだ」

 

 

民家の間には汚水が流れていた。

教会もあり、日曜日ということもあって賛美歌が聞こえてきた。

(このトタンの中から賛美歌が聞こえ、中は教会となっていた。)

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子供達はいつも笑顔だ。

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ここは薬、診察、全てが無料の支援病院。連日長蛇の列だとか。

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水準が著しく低いことは確かだが、人々の暮らしがそこにはあった。

彼らは働くし、おしゃれもする。治安は決して良くはないのだろうけれど、

いつもナイフを持っている訳でもなく、殴り合ってる訳でもない。

 

 

何も僕たちと変わりなかった。

 

 

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また、気づかないうちに先入観と偏見を持って人を見てしまった。

 

それよりもむしろ、諸悪の根源はキベラに住む人ではなく、

利権などで富を奪い取っている側の人間にあるのだともわかった。

知ったところでどうすることもできないし、

自分は日本に帰ったら自分の生活のことしか

考えない利己的な人間であるけれども、

せめて、彼らの笑顔が増えて、悲しみが減ることを祈りたい。

 
 
読んでいただき有難うございます。  
 
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コメント

崎山晋平2016年1月24日

26日の飛行機で帰国することになりました。 なかなか興味深い記事ですな。 ちょこっと僕のブログに文章を引用させてもらってもいいですか?

nontanonta2016年1月24日

晋平さーん。またどこかでお会いして、料理パーティーできるの密かに楽しみにしていたのですが、とっても残念です。26日までナイロビの街、気をつけてくださいね。記事はもちろんお好きに使ってください。

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